NNCコーポレーションは、構造物の長寿命化に役立つノールナノコンシリーズの開発、製造および販売を行っています。

  • ノールナノコンシーラ
  • コンクリート用浸透性無機改質剤

  • ノールナノコンスーパ
  • 浸透性遮水・撥水・防水剤

  • ノールナノコンウッズ
  • 木材用浸透性保護・ひび割れ防止剤

  • ノールナノコン22
  • 白華(エフロ)除去剤

  • ノールナノコン811
  • 防錆剤

  • ノールナノコン32
  • 落書き低減剤、ツヤ出し

  • ナノクリーナー
  • リモネン系アルカリ性洗浄剤

    -----------

    技術資料等のお問い合わせは、メール、お電話(03-5577-4963)、またはファックス(03-5577-4964)にて承っております。お気軽にお問い合わせください。

    -----------

    (株)NNCコーポレーション

    〒151-0053
    東京都渋谷区代々木2-23-1-712
    Tel 03-5577-4963
    Fax 03-5577-4964
    mail info@nano-chemical.com

    ナノコンシーラ: コンクリート中性化抑制(フェノールフタレイン法)

    中性化(Carbonation)とは?

    中性化のメカニズムと問題点

    メカニズム

    1. 空気中や降雨に含まれる二酸化炭素(炭酸ガス)が外部からコンクリート内部に侵入
    2. 炭酸ガスがコンクリートの主成分であるセメント成分と結合
    3. コンクリート内部のpH値が低下

      (コンクリートのpHは通常12〜13)

    4. コンクリートの強塩基(アルカリ)性が低下することで、鉄筋の表面に形成されている不動態膜が破壊され、錆が発生
    5. 鉄筋の酸化(錆)が進み、強度が低下
    6. Note: コンクリートの中性化の原因には、上記に挙げた外部環境(二酸化炭素)によるもののほかにも、セメントや骨材、混和材料の種類によるものや仕上げ剤の含有成分などが原因となる場合もあります。
      無鉄筋のコンクリートの場合は鉄筋の腐食は生じません。

    問題点

    1. 鉄筋の腐食 → 不動態膜が破壊され、鉄筋の酸化(錆)が進むことで引っ張り強度が低下。鉄筋とコンクリートの接着性が損なわれることで、コンクリートのひび割れ、剥離・剥落につながる。
    2. 細孔溶液(水酸化カルシウム)の減少 → コンクリート内部の空隙が拡大し、強度低下。水分や炭酸ガス、ナトリウムイオンなどが進入しやすくなり、放置しておくとさらに強度が低下。
    3. セメント硬化体の分解 → 中性化の進行を放置しておくと、セメント自体の接着性が消失。
    コンクリートの劣化が進み、内部の鉄筋の錆が表面に浸出 中性化の進行イメージ

    コンクリートの劣化が進み、内部の鉄筋の錆が表面に浸出

    大気中や雨中の炭酸ガスが劣化が進行中のコンクリート内部に侵入するイメージ

    ナノコンシーラの中性抑制効果

    ナノコンシーラ含侵度試験

    Introduction

    2005年、鉄筋コンクリート造のビルの外壁の改修工事を実施した。このビルは1976年に竣工され、初めての全面改修であった。
    築後約30年ということもあり建物全体にナノコンシーラの塗布することでコンクリートのリフレッシュさせる目的と同時に、外壁の塗装のプライマーとしてナノコンシーラの塗布を行った。
    ナノコンシーラの中性化の抑制効果を検証するために、酸塩基指示薬(フェノールフタレイン溶液)を用いて塗布前と塗布後でのコンクリートのpH値を比較した。

    ナノコンシーラ塗布後3日目、試薬試験−カッター目ハツリのため100×100(mm)切り込み ナノコンシーラ塗布後3日目、試薬試験−カッター目ハツリのため100×100(mm)を切り込み

    ナノコンシーラ塗布後3日目、試薬試験−カッターで目ハツリのため100×100切り込み 切り込みを入れたところ

    result

    ナノコンシーラ塗布後3日目に外壁の一部をカッターで切り取り、酸塩基指示薬を用いてコンクリートのpH値の変化を確認した。ナノコンシーラ塗布後のハツリ面、ハツリ片は、酸塩基指示薬がともに赤紫色に変化し、アルカリ性が回復したことが示された。一方で、ナノコンシーラ塗布前に切断したハツリ片では酸塩基指示薬が変化せず(無色)、pH10以下と中性化が進行していることが観察された。

    ナノコンシーラ塗布後3日目。酸塩基指示薬が反応し、アルカリ性の回復を示す ナノコンシーラ塗布後3日目。切り取った箇所、ハツリ片ともに酸塩基指示薬が反応し、アルカリ性の回復を示す


    ナノコンシーラ塗布、未塗布の差 ナノコンシーラ塗布後3日目。右の破片は未塗布の外壁。酸塩基指示薬は未反応のため、pH10以下と中性化が進行していることがわかる


    conclusion

    経年変化によって中性化が進んだコンクリートのアルカリ性を回復させるうえで、ナノコンシーラの即効性の高い顕著な効果が示された。ナノコンシーラの成分は、塗布後2〜3ヶ月をピークに持続的に反応が進行しコンクリート内部を緻密にするため、一時的な回復ではなく効果が継続することが期待される。

    ■上に戻る
    ■「テクノロジー」ページに戻る
    ■「ナノコンシーラ」のページを見る